ある日突然、お客様の事務所すべてのパソコンがインターネットにアクセスできくなったという連絡がありました。社内PCの共有フォルダへのアクセスはタイミングにより出来たり出来なかったりと不安定な状態。
インターネットが繋がらないのであれば、遠隔サポートもできないのですぐにお客様の元に急行しました。
現場に到着し実機を確認してみると、たしかに外部接続不能で内部ネットワークも不安定でした。内部ネットワークの状況を確認するためにコマンド（tracert、pathpingなど）入力から調べてみるとどうやら異常なパケットがどこからか流れて出ていました。
事務所内機器の管理担当者とお話しを交えながら一つ一つ切り分けして、パケットを異常放出する犯人が"コピー機"であることをつきとめました。
問題のコピー機をよく見ると、エラーランプが点滅しSOS信号を出していました。ひとまず復旧第一優先なので、コピー機に繋がったLANケーブルを外し、パケットの異常放出をストップさせました。
その後、メーカの保守担当の方をお呼びし、調査していただいた結果、コピー機内部にあるシステムボードを交換して直りました。詳細原因はシステムボードを工場調査に回さないと分からないということでした。
無事すべて解決したあと、お客様も「まさかコピー機が原因だったとは検討付かなかった。」と驚かれていました。ネットワーク障害は、パソコン修理とは違い、パケット解析など調査に必要な知識や道具がネットワーク専門でないと解決が難しいと思います。（ネットワーク規模にもよります）
ネットワーク障害が起きた場合も、あんしんPCサポートにお気軽にお問い合わせ下さい。
