2011年1月23日日曜日

PCでもセカンドオピニオンは大事です


「セカンドオピニオン」の意味はご存知ですか?

この「セカンドオピニオン」とは一般的に医療の世界で使われる用語で、
患者の主治医が出した診断結果や治療方法などが本当に正しいかどうかを
患者やそのご家族が第三者の医師(または専門家)に意見を求める行為のことです。

近頃は真贋のつかない商品やサービスが増えたような気がする。

・無料を謳った廃品回収トラック
・実際に使ってみると通話料が高くつくソ○トバンクケータイ(他社から乗り換えた場合)
・育毛剤 (弊社社長談)
「使用中だからこの程度(の抜け毛)で済んでいるのか、止めた途端にズボっといくのか、、」
・ダイエット食品
・SEO対策サービス(自身経験談)
・自動車保険(外資系保険は対物賠償が・・・)

例を挙げると枚挙にいとまがない。

そういう意味ではパソコントラブルを解決する会社も例外ではない。
一般のPCユーザーの視点では「パソコンの復旧=専門知識を必要とする」というイメージ
をお持ちの方が多く、専門家の口から出た意見を鵜呑みにする人が多いです。

私自身これまでに診断してきたPCトラブルの中で多くの驚愕の診断結果を見てきました。

事例1、
インターネットがブラウジングできない原因がDNSの指定ミスだけなのに、
「OSの致命的な故障」と診断し、OSの入れ直しを処方していた某PC量販店のPCクリニックさん。

事例2
もともとメールの送受信が出来なくなって出張サポートを依頼してきた
お客様に新しいPCを勧めた(購入させた)某救急隊のスタッフ。

事例3
インターネットの速度が非常に遅くなり、契約プロバイダに回線検査を依頼したが調査結果は
いつも「回線状況は正常です。」だけ。唯一の頼みであるプロバイダーでさえも状況改善が
はかれず、仕方がなく弊社に依頼されて調べてみるとプロバイダの基地局でパケットが90%
もロスト(消失)していたトラブル。
(最終的に回線速度は改善されたが利用者の不信感によってプロバイダを変更。)

家から一歩出ればそこは"渡る世間鬼ばかし"。
刻一刻と国内の社会構造や経済状況が厳しくなりつつある背景がこれらの問題を生み出して
いるのもしれないが、消費者としては誰だって被害に遭うのはまっぴら御免というのが本音だろう。

時代の流れから今後ますます増加するサービス産業ですが、消費者被害を最小限にする為に勇気を出して「セカンドオピニオンサービス」を活用していただきたいとおもいます。

PCトラブルで不明な点があれば、1社だけに問い合わせるのではなく、少なくとも3、4社に
問い合わせて吟味することをおススメします。