2010年3月29日月曜日

”情報=お金” それらが売買される裏マーケット


よく巷で耳にするボットウィルスですが、一体ウィルスと何が違うのか?
・ウィルス
作成時点に筋書きされた命令を実行し、システムの誤動作を招いたり破壊する。
・ボット
感染後はPC内に潜伏し普段は何もしない。外部からの命令を受けて操作される。
ボットの具体的な操作例では

(a)スパムメールの送信 (b)DoS攻撃 (c)情報の窃取

などが挙げられます。以下はその具体例です。

1)スパムメールの送信では、自身の商売のための宣伝を行うことができる。
2)DoS攻撃では、商売敵のサーバに負荷をかけ、ダウンさせる。
3)情報の窃取では、特定のサイト、例えば銀行やクレジットカード決済など金銭を
扱うための情報を入力する際のキー入力などを盗む。

特に3番目に挙げた情報の搾取においては、窃取した情報を第三者に売れる闇市場が
存在し活動が盛んです。
これらはフィクションではなく、現実社会の闇市場ではボットネットワークをレンタルする
商売まで出現しそれらをなりわいとする組織も存在するのです。
アメリカではボット1台につき5セントでレンタルしたり、
挙句の果てには"お試し期間無料"レンタルを始めている組織さえあるのです。

説明:ボットネットレンタルサイト。

このように情報がお金に換金できる闇市場が身近なものになってくると次から次へと
形を変えて欺いてこようとする攻撃があとを絶ちません。※これはパソコンに限ったこと
ではありません。特にお金に関わる大事なデータを扱う方は今一度対策を確認し、
ご不明な点があれば是非あんしんPCサポート株式会社のパソコントラブル解決サービス
ご利用下さい。