2011年3月14日月曜日

関東各地の放射線検知器を用いた測定値(リアルタイム)

こんばんは、武原です。福島原発トラブルは1,3号機につづき2号機も炉心溶融を起こしました。
原発事故といえばチェルノブイリ原発事故を想像していまい、必要以上に恐怖感を感じるかたも少なくないと思いますが、まずはご安心を。炉心の作りも状況もチェルノブイリとは大分違い、漏洩したとしても人体への影響は限度があります。次の情報サイトを上手く活用して冷静な行動をとって下さい。

■日本各地のガイガーカウンタ(放射線検知器)の測定値 ※通常は15cmp こちらをクリック
現時刻(2012/3/14 2:30)では平均12cmpなので異常は認められませんので安心を。

・リアルタイム 東京都大田区の個人測定動画はコチラ
・リアルタイム 東京都江東区の個人測定動画はコチラ
・リアルタイム 東京都日野市の個人測定動画はコチラ

また自然界に普通に存在する放射線量(自然放射線量)というのは場所によって違いがあります。
平時であっても以下の図で示すように日本各地で違いがあります。
※こちらの単位は、ミリシーベルト/年

日本における原子力発電所の存在は福島県のみならず、危険性について言及するならば静岡県にある浜岡原子力発電所のほうが活断層プレートの真上にあることと、これまでに発生した事故の数々の2点からも高いと言えます。技術立国の日本国民として、根拠に基づくデータから理論的に冷静に必要な行動をおこしましょう。決して伝言ゲームのごとき噂で無秩序な状態に陥らないように注意していただければと思います。目前にある問題(電力不足も被災地支援)も日本人ならではの助け合い精神で必ず乗り越えられるはずです。

以上、本日のブログでした。