2010年7月4日日曜日

ハードディスク障害が増加中 バックアップは命!

あんしんPCサポート)武原です。

7月に入りすっかり夏らしくなりました。
日中営業に出回ると夜のビールが美味しく感じられますよね。

2010年の下半期がスタートし、今年も残すところ半分となりました。
それと同時にお仕事の分野でもどんどん追い上げムードだと思います。
しかし、この連日の暑さでハードディスク故障し、共有データ消失により業務がストップする
状況になっている法人企業が増加中です。
今回はそのようなリスクを回避する方法のひとつとして、故障予兆を確認する方法を下記
でご説明します。


【1】ハードディスクのエラー兆候を知る方法(一般パソコン編)

1、スタートメニューを開き、[ファイル名を指定して実行]を左クリックします。













2、指定する空欄に[EVENTVWR]と入力し[OK]ボタンをおします。











3、"コンピュータの管理"画面が開いたらサブメニュー内から[イベント]を選び、
更に下の階層にある[システム]を選びます。
画面右側に詳細情報が表示されますので、説明図のような②エラー、③disk(またはatapi)
が検出されているかどうか確認してください。無ければ正常、有れば危険を意味します。















※WindowsVISTAやWindows7でイベントログを開く方法はコチラにてご確認下さい。
diskエラーの見方は上述のWindowsXPのやり方とほぼ同じです。

4、[手順3]で、エラーを確認できた方は、すぐにパソコンの中にある重要なデータを
バックアップして下さい。どのデータを取ればいいのか判断がつきにくい方は、
次のページで説明された[ユーザプロファイルフォルダ]のバックアップ方法を御覧ください。

XPの場合 → コチラ
Vista又はWindows7の場合 → コチラ

【追記】
ハードディスク(HDD)の故障予兆を察知できる仕組みは、HDDに搭載されたS・M・A・R・T
(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)の機能を利用したものです。
これは最近のHDDにほとんど付いている機能です。またオフィスなどで使われている
RAIDサーバや、NAS共有ディスクの場合は、上述の方法では予兆を検知することは
できません。しかし必ずその手の製品には管理ツールとして監視機能が備わって
います。ディスク異常、温度、ファン回転数を監視することができ、エラーが検出された
場合はメールで管理者に通知することができます。


PCが使えなくなり業務が停止に陥ってしまう状況は会社にとってかなりの損失です。 
[人件費の放流]、[生産停止]、[顧客信用の損失]・・。
ぜひ、今一度お使いのPC環境の保全についてご確認下さい。